石川県のほうじ茶 | ながいしんかのブログ

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石川県のほうじ茶

普段、休憩する時の何を飲むのかは、地域によって異なるのだろうか。 僕の印象だと、コーヒーを飲む人や、緑茶を入れる人、または紅茶を飲む人が多いのかなと思う。 自分でお湯を沸かして作る人もいるだろうけれど、若い人だとペットボトルの飲料を飲むという人も多いのかもしれない。

石川県では、ほうじ茶が親しまれていて、普段、ほうじ茶を飲むという人が結構いるみたいだ。 僕のまわりでは、ほうじ茶のことを「番茶(ばんちゃ)」って呼んでいて、僕もそう呼んでいた。 たぶん石川県だと、ほうじ茶って呼ぶよりも、番茶って呼んだほうが伝わるような気がする。 でも、スーパーに買いに行ったら商品名は「棒茶」となっていたから、「棒茶(ぼうちゃ)」って呼ぶ人もいるのかもしれない。

普段、のどが乾いたら「番茶」、食事のときも「番茶」、お風呂からあがって、寝る前とかも「番茶」、 そういう方が多いみたいだ。 僕が子どもの頃、何か用事があって、よその家に行く時に、特に寒い季節なんかは、 そこのお宅でヤカンでお茶を沸かしてて、すごく香ばしいにおいがしていた記憶がある。 それが番茶だったから、たくさんの家で番茶が飲まれていたのかもしれない。

たぶん、ほうじ茶の一種なんだと思うのだけれど、番茶はすごく香ばしい。 なんとも言えない香ばしさというか、ずっと親しんでいるにおいというか、「あぁ、いいにおい」と思う。 飲んだ時の苦みも控えめだから、子どももよく飲んでいる。 体調を崩した時なんかは、「番茶飲んで」と大人から言われることもあった。

最近はコンビニの前でコーヒーを飲んでいる人をよく見かけるし、 コーヒーが好きという、話もよく聞くから、コーヒーを飲んでいる方が多いのだろうか。 緑茶も体にいいと聞くし、飲んでいる方が多いかもしれない。 紅茶もあの独特のいい匂いを嗅ぐと、ちょっと嬉しくなってくるぐらいだ。

子どもたちや学生さんとかだと甘い味の清涼飲料水を好むのだろうか。 暑い時期はスポーツドリンクで水分補給をする方も多いかもしれない。 コンビニで買うだけで温かいものが飲めたり、ペットボトルで気軽に飲めたり、選択肢が多いのがうれしい。 ペットボトルでも、ほうじ茶の飲料が売っていたりするから持ち運びもできて便利だ。

僕は最近はただの水で水分補給しているけれど、 ほうじ茶というか、番茶のにおいはやっぱり親しみがある。 でも、番茶をよく飲むのは石川県だけなのだろうか。ちょっとよくわからないけれど、 他の地域の方は、番茶のにおいをどういうふうに感じるんだろうか、とちょっと気になる時がある。

(2023.12.06 18:01:02)

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