理科に興味を持ち始めてEテレで「生物基礎」の高校講座を見ましたが、 その中で「免疫」について、文化祭の出し物、という設定で解説してくれる回があって、 わかりやすかったです。 その仕組みを知って、「免疫」ってすごいなぁ、と思ったのですが、 「免疫」についても、もっと勉強してみたい、と思いました。
今度は、本を読んで勉強してみよう、と探してみたら、 「免疫」の本もたくさん出ていました。 いろいろな種類の本がありましたが、「免疫学」という学問があるようでしたので、 「免疫学」の本を読むことにしました。
「運動・からだ図解 免疫学の基本」(マイナビ出版)という本で、 著者は松本健治さん。2018年に出版された本とのことでした。
本を開くと、カラーになっていて、イラストもたくさん入っていて、すごくわかりやすいです。 文章で事柄を説明してくれて、次のページではイラストを使って、 解説、という構成になっていて、理解しやすいと思いました。 「試験に出る語句」という見出しがあるので、学校の授業などでも使われる本なのでしょうか。
最初は免疫のしくみを教えてくれて、ページが進むごとに、ひとつひとつの項目を 深く説明してくれていました。 僕は理科の基礎知識みたいなのが、あまりないのですが、 こちらの本は理科の基礎知識みたいなのがなくても、読み進められました。
体に細菌やウィルスが入ると、細胞がアラームを発して、 それを感知した樹状細胞(じゅじょうさいぼう)や、好中球(こうちゅうきゅう)、マクロファージが食べ始めます。 強敵な場合は、細菌やウィルスの一部を樹状細胞が持っていって、T細胞に報告。 T細胞やB細胞が出動して、退治してくれる。
僕がおおまかに理解したところですと、こういった仕組みになっていました。 免疫はこういう仕組みになっているのか、と知ると、ちょっと、感激と言うか、感動しました。 こんなすごい仕組みが人間の中というか、僕の中にもあるんだと思いました。
樹状細胞や、好中球、マクロファージ、T細胞や、B細胞など、こういった免疫で働いてくれる細胞が、 お互いに連絡を取り合って、動いているのもすごく不思議でした。 細胞なのに、まるで、ひとつひとつが生き物のような、そういう感じに思えました。 細菌やウィルスと戦った記憶を受け継ぐ細胞もいて、体を守ってくれている、すごく不思議な気がしました。
よくニュースなどで「抗体」「抗原」という言葉を聞いていました。 その違いがよくわからなかったのですが、 こちらの本を読んで、よくわかりました。 すごく勉強になりました。読めて良かったです。 わかりやすい本ですごく良かったです。
免疫にもさらに興味を持ちました。 こちらはジャンルとしては「生物」のジャンルのひとつになるのでしょうか。 また、「生物」の本も読んでみたいです。
(2023.12.13 17:24:50)
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